親について学ぶメルマガ

 

親学推進協会 さんのコメントを転送します:

 

■■============================= 2018年4月16日発行 =====■■

 

 

   一般財団法人親学推進協会 メールマガジン 第99号 

 

 

 

■■==============================================================■■ 

 

  ~~目次~~

 

       1.会長、高橋史朗の近況報告 

 

       2.理事からのメッセージ

 

       3.図書紹介

 

       4.事務局だより

 

       5.編集後記

 

 

 

  ☆当メルマガは毎月15日に配信しております。 

 

  ☆当メルマガはテキスト形式で配信していますが、皆様のパソコンの環境 

 

   によっては文字や改行などが正しく表示されない場合があります。

 

 

    フェイスブック始めました。興味のある方は下記をクリック↓↓ 

 

   https://www.facebook.com/oyagaku1

 

 

■1─────────────────────────────────■

 

 

 

     会長、高橋史朗の近況報告

 

 

 

■──────────────────────────────────■

 

 

 

 

 

 

 

 3月に40年間勤務した明星大学(学苑)を退職し、4月より麗澤大学大学院学校

 

 

 

教育研究科道徳教育専攻特任教授・モラロジー研究所教授に就任した。321

 

 

 

に、31期に及ぶ高橋ゼミの卒業生・在校生約6百名の四分の一に当たる150名が

 

 

 

沖縄を初めとする全国各地から雪の中明星大学に駆けつけてくれ「感謝の集い」

 

 

 

が開催された。

 

 

 

 

 

 

 

 子供連れの夫婦参加も多く、実に楽しい会であった。教え子の中には大学の

 

 

 

教員が2名、小学校の校長・教頭が5(欠席者を含めると10名を超える)で、都

 

 

 

内の同じ小学校の校長と教頭コンビまでいて驚いた。最後に、参加者全員で私

 

 

 

18番の歌「乾杯」(長淵剛)を歌ったが、ギターを弾いてくれた1期生は31

 

 

 

期生の小学校時代の恩師であった。

 

 

 

 

 

 

 

 40年も務めると、親子や兄弟姉妹のゼミ生もいて、年を重ねた実感がこみあ

 

 

 

げてきて感慨ひとしおであった。卒業生の挨拶には、悩み相談をしたら、「サ

 

 

 

ウナに行って話そう」と言われ、私の背中を流した思い出や、病気で授業を休

 

 

 

んだら、私が下宿に見舞いに訪れた等の若き日の思い出話に花が咲き、懐かし

 

 

 

く当時が偲ばれた。

 

 

 

 残念ながら出席できなかった卒業生からも多くのメッセージが寄せられたが、

 

 

 

3LDKのマンションの壁を取る工事をして25畳の日本間を作って、ゼミ生の

 

 

 

誕生祝いや忘年会、卒業祝い会などを行った時の思い出を綴った者が多かった。

 

 

 

この日本間の会独自の締めくくりとして、灯りを暗くして、手でオルゴールを

 

 

 

演奏する恒例行事の思い出が特に印象深かったようである。

 

 

 

 卒業生からプレゼントされた「髭の生えたダルマ」や「髭のある時計」や私

 

 

 

たち夫婦そっくりの人形、各ゼミ毎のお揃いのユニフォームやTシャツ、卒業

 

 

 

式の日に我が家に泊まって徹夜で縫ってくれた手作りの枕カバーなどの懐かし

 

 

 

い品々が所狭しと並んでおり、私たち二人の老後の癒しとボケ防止に役立つこ

 

 

 

とは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、新学期に当たり、これまで親学講座や「親学の教科書」などで紹

 

 

 

介してこなかった情報をお伝えしたい。一般財団法人・親学推進協会も来年、

 

 

 

設立10周年という節目の年を迎えるので、親学の歴史的背景に関わる大事な文

 

 

 

献について紹介しておきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 昭和466月、文部省の中央教育審議会は「今後における学校教育の総合的な

 

 

 

拡充整備のための基本的施策について」答申し、明治と戦後に続く「第三の教

 

 

 

育改革」の施策を提言した。この中で、「家庭教育に期待すべきもの」として、

 

 

 

家庭は「人間としての精神的成長の基盤であることにかんがみ、基本的な生活

 

 

 

習慣と行動の節度を学ばせることによって自制心を培うこと、・・・親密な家族生

 

 

 

活の間におのずから人に対する敬愛の念と敬虔な心とを養い、生活と勤労に対

 

 

 

する真剣な態度などを体得させること」と明記した。

 

 

 

 

 

 

 

 同答申で最も注目されるのは、学問的に根拠のある見通しに立って、子供の

 

 

 

発達段階に応じた新たな学校体系の先導的試行について提言していることであ

 

 

 

る。「先導的試行」の実施に当たっては、「科学的な実験計画を立案するとと

 

 

 

もに、その成果については、教育者・研究者・行政担当者の協力による専門的

 

 

 

な組織によって継続的に厳正な評価が行われるような体制を整備する必要があ

 

 

 

る」と指摘し、幼小・小中・中高の連続性について発達段階に応じた教育内容・

 

 

 

方法の究明が必要(この視点は極めて重要で、大きな影響を与えた)とした。

 

 

 

 

 

 

 

 この46答申を高く評価した学習院大学の香山健一氏が幹事としてまとめたの

 

 

 

が「大平総理の政策研究会報告書ー3『家庭基盤の充実』」(昭和55)であり、

 

 

 

臨教審論議にも受け継がれた。「親学」の源流の一つは同報告書にあり、親学

 

 

 

関係者必読の書であるが、絶版で入手不可能なため、要点を紹介したい。

 

 

 

 

 

 

 

 同報告書はまず「21世紀へ向けての提言」(総説)として、提言のベースとな

 

 

 

った「近代を超える」文明史観と「文化の時代」の到来と提唱される歴史観に

 

 

 

ついて説明し、「物質的・経済的豊かさ」にとどまらない「精神的・文化的豊

 

 

 

かさ」を求める「日本文化の特質」の再発見・再評価に言及しつつ、「家庭は

 

 

 

人間社会の最も大切な基礎集団」であり、「家庭基盤の充実」は、人間の生命

 

 

 

を尊重する「新しい世紀を先取りする試みである」と述べている。

 

 

 

 

 

 

 

 人間関係を大切にする「日本文化の特質」と「自助努力」を支援する先駆的

 

 

 

な「家庭基盤の充実」施策の5原則は、「自立性強化」「多様性尊重」「地域特

 

 

 

性尊重」「助け合いと連帯」「総合性」であり、近代を超える「文化の時代の

 

 

 

経済運営」の基本理念は、「人間性」「自主性」「創造性」「地域性」「国際

 

 

 

性」である。

 

 

 

 

 

 

 

 「人と人との間柄」を尊重する「人間性の回復」が求められており、「国際

 

 

 

化」とは、「自らの文化を相対化し、相手の立場でものを考え、世界各地域の

 

 

 

文化や伝統に根差した特性を相互に理解し、尊重しつつ、相互の交流を深める

 

 

 

ことである」と定義されている。

 

 

 

 

 

 

 

 日本文化の特質を、全体と個の調和を図り、個の独自性と多様性を尊重する

 

 

 

「しなやかな」分散型構造として捉え、全体と個の調和を図る“holonic path

 

 

 

(包括的な途)と呼んでいる。

 

 

 

 近代科学技術は対象(全体)を要素()に還元する「アトミズム」を基礎とし

 

 

 

て成立し、全体との関係における調和よりは個や要素を追求したために、地球

 

 

 

環境の破壊や「家庭崩壊の危機」などの様々な地球的問題を惹起した。

 

 

 

 

 

 

 

 この問題を解決するためには、人間関係や人間と自然との調和を重視する日

 

 

 

本の「伝統」的価値観を見直し、「風格のある家庭」や「美しき老年」などの

 

 

 

「日本型成熟社会の創造」を目指す必要があるとした。

 

 

 

 今日の「家庭崩壊の危機」を克服するためには、「日本文化の特質」すなわ

 

 

 

ち「伝統」の価値観とは何かを再発見・再評価する必要があり、全体と個、独

 

 

 

自性と多様性を包括的に捉えて尊重する“holistic pathと結びつけて考察

 

 

 

している点に注目する必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 「多様性はアイデンティティーの本質そのものであり、分離ではなく包含の

 

 

 

要因である」ことは2001年のユネスコの「文化の多様性に関する世界宣言」

 

 

 

でも認められている。また、2007年に開催されたユネスコの「持続発展教

 

 

 

(ESD)」国際会議の基調講演で提起された「交響的創造」や同会議で採択

 

 

 

された「ホリスティックESD宣言」における次の指摘に留意する必要があろ

 

 

 

う。

 

 

 

 「何が子供の全人的な発達のために適しているかを注意深く考え、学びの環

 

 

 

境をデザインしていくことが持続発展教育の目的を実現する」「伝統文化を創

 

 

 

造的に継承していくためには、その文化の最善のものと克服すべきものを見極

 

 

 

めていく眼を持つことが大切である」「伝統と現代の融合(syncretism)

 

 

 

「子供たちに伝える前に、大人たちは持続発展教育文化を自ら体現して生きな

 

 

 

くてはならない。そのような大人の存在そのものが、子供の存在を育てる」

 

 

 

「大人が自ら体現して生きる」ことが「親学」の基本理念である「主体変容」

 

 

 

に他ならない。大人(親や教師)の「主体変容」の生き方を子供に率先垂範して

 

 

 

示すことが「師範力」となるのである。親学や師範塾に10年以上に亘って取

 

 

 

り組んできた私の思想的原点はここにあるといっても決して過言ではない。ま

 

 

 

ず大人が「自らを育む」=「育自」によって、「子供を育む」=「育児」が可能

 

 

 

となるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 今後の家庭教育支援法の審議にあたって、こうしたユネスコの持続発展教育

 

 

 

国際会議の本質的な問題提起や大平政権の同報告書の包括的な視点を踏まえる

 

 

 

必要があろう。日本の伝統を自主性や多様性を否定する「封建的道徳」という

 

 

 

固定観念でイデオロギー的に捉える浅薄で硬直した批判が目立つが、「しなや

 

 

 

かな」「包括的な(holonic)」視点から伝統の創造的再発見・再評価をする

 

 

 

必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 日本の「伝統」の「最善のもの」と「克服すべきもの」の光と陰の両面を曇

 

 

 

りのない眼で見極めることが大切である。封建的で差別的な偏見や偏狭なナショ

 

 

 

ナリズムは日本の伝統的価値観とは「似て非なるもの」であることを明確にし

 

 

 

なければならない。伝統的な家族・地域共同体の崩壊の現状を踏まえて、「伝

 

 

 

統と現代の融合」をいかに図るかが問われている。

 

 

 

 

 

 

 

 道徳の教科化や家庭教育支援法案批判にも、この点を誤解した旧態依然とし

 

 

 

た的外れのレッテル張りが散見されるが、自主性や多様性を尊重するバランス

 

 

 

のとれた「しなやかな」「包括的な途」こそが日本の本来の伝統的価値観であ

 

 

 

ることを見落としてはならない。

 

 

 

 その意味で、同報告書は包括的に家庭教育政策を論じるための必読文献の一

 

 

 

つといえる。同報告書に明記された家庭基盤の充実」施策の基本理念や後述す

 

 

 

る具体的提言は多様性を尊重する「しなやかな」「包括的な」視点に立脚して

 

 

 

いることを十分に踏まえて議論する必要があろう。

 

 

 

 同報告書は前述した5原則と近代を超える「文化の時代の経済運営」の5つの

 

 

 

基本理念に立脚して、包括的な「家庭教育基盤の充実のための12の提言」を行

 

 

 

い、子供・婦人・高齢者のための家庭基盤の具体的な充実策について、次のよ

 

 

 

うに提言している。紙面の都合で、<子供のための家庭基盤の充実>を中心に

 

 

 

紹介し、その他については、最後に、注目点を抜粋する。

 

 

 

 

 

 

 

<家庭基盤充実のための12の提言>

 

(1)住宅・居住環境の質の改善空間的基盤の充実

 

(2)ゆとりと活力ある家庭生活経済的・時間的基盤の充実

 

(3)健康で生命力あふれる家庭健康のための家庭基盤の充実

 

(4)未来のための育児と家庭教育子どものための家庭基盤の充実

 

(5)婦人の生きがいと生活設計婦人のための家庭基盤の充実

 

(6)高齢者の健康と老後設計高齢者のための家庭基盤の充実

 

(7)自立に困難を抱える家庭への支援心の通い合う暖かい福祉基盤の充実

 

(8)文化活動と多様な生涯教育の充実文化・教育基盤の充実

 

(9)家庭に対する情報の提供情報ネットワーク基盤の充実

 

(10)家庭とコミュニティーの連帯コミュニティー基盤の充実

 

(11)国際的に開かれた家庭国際交流のための基盤の充実

 

(12)政策の総合的推進体制の確立家庭基盤充実のための行政基盤の充実

 

 

 

 

 

 

 

<子供のための家庭基盤の充実>

 

 (1)幼児教育・家庭教育の質の向上幼児教育とは父親・母親教育、家庭教育の

 

質を決定するのは親の見識と能力―親になるための知識や技術の修得が必要

 

 

 

(2)家庭に関する研究・教育の充実総合的な講座や研究所を含む学際的共同研

 

究や教育を促進する組織の拡充、家庭科の内容の見直し→良い親となるために必

 

要な知識、技術を身に付けさせるよう学校教育の改善、充実を図る

 

 

 

(3)母と子の健康の確保産後休暇の大幅延長、母性の健康確保のための施策の

 

充実、心身障害の予防・早期発見

 

 

 

(4)育児休業制度の拡充3歳までの教育が極めて重要有職婦人が育児に専念し

たい場合には主婦専業となれるよう育児休業制度を充実する、10年以内なら無条

 

件に職場復帰できるように保障

 

 

 

(5)出生率低下の外的要因の軽減扶養手当の増額など

 

 

 

(6)育児経験の交流

 

 

 

(7)保育所の役割=「あくまで家庭の機能の一部を代替し補完するものである」

 

「親の都合によって、親の権利でもあり義務でもある養育やしつけを、保育所に

 

転嫁する傾向が一部に見られることは残念である。また、保育所による集団保育

 

も、家庭における養育、しつけや教育との結びつきをもってはじめて、その機能

 

が発揮されることを忘れてはならない」

 

 

 

(8)子供の躾と教育家事の積極的分担、親子の触れ合いのある弁当の再評価、

 

子供部屋への配慮(親の目や人と人の触れ合いにも配慮)、「教育(充電)と文化(

 

)は車の両輪」、「各家庭は挨拶の仕方、返事の仕方など礼儀作法の型を教え、

 

しつけを確立していくことが大切である」、ボランティア活動への積極的参加、

 

「弁当の日」の増加

 

 

 

 

 

 

 

<婦人のための家庭基盤の充実>

 

 ●夫人の育児活動に対する社会的評価―母親としてのプロ意識、専業主婦の自信

 

と誇りの確立

 

 

 

<高齢者のための家庭基盤の充実>

 

●三世代同居の条件整備

 

●一人暮らしの孤独死への対策

 

 

 

<家庭基盤充実のための行政基盤の充実>

 

●縦割り行政を見直し、各省庁の連絡調整を緊密にし、総合的展開を図る→内閣

 

総理大臣を本部長とする「家庭基盤充実対策本部」を設置

 

 

 同報告書の前年に自民党が出版した『日本型福祉社会』も必読文献である。同

 

書は第1章で香山健一著『英国病の教訓』で紹介している『英国衰亡論-明治138

 

日本高等小学校教科書』を取り上げ、「イギリスについて診断された英国病の原

 

因は今日の我々に思い当たるものばかりであって・・・我々はこのイギリスの経験を

 

見て、『前車の覆るは後車の戒め』としなければならない」と述べている。

 

 

 さらに第6章「日本型福祉社会を目指して」では、「家庭機能の見直しと強化」

 

について論じ、最後に「結論」として、「日本型福祉社会を目指すための基本的

 

な目標」を次のようにまとめている。

 

 

 

(1)個人が自由に、多様で合理的なライフ・サイクルの設計をすることができるよ

 

うな、自由社会の様々なシステムを堅持すること。

 

 

 

(2)個人を包む最小のシステムである家庭の基盤の充実を図り、安全保障システム

 

としての家庭の機能を強化すること(以下、略)

 

 

 

 

 

 

 

                   (親学推進協会 会長 高橋 史朗)

 

 

 

 

 

 

 

■2─────────────────────────────────■

 

 

 

      理事からのメッセージ

 

 

 

■──────────────────────────────────■

 

 

 

 

 

 

 

想う時間

 

 

 

 

 

 

 

 最近は、お世話になっている方への誕生日のお祝いとして、書籍を購入す

 

 

 

ることにしています。

 

 

 

 お世話になっている感謝と気持ちとともに、その人の年齢や生活習慣、社

 

 

 

会的地位を考慮して、いつも1時間ほど、かけて選びます。喜んでいただけ

 

 

 

るか、とっても不安ですが、プレゼントは、この選ぶ時間も含めてのプレゼ

 

 

 

ントと考えています。どんなに忙しくても、大切な人のために費やす時間を

 

 

 

これからも大切にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 また、携帯電話の普及により、すぐに大切な人に連絡が取れるようになり、

 

 

 

とても便利になりました。

 

 

 

 でも、残念なこともあります。会えない時間=連絡の取れない時間がなく

 

 

 

なりつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

 大切な人に、会えない時間は、相手を想う時間でした。相手のことを想う

 

 

 

時間が増えれば、増えるほど、会えた時はうれしかったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 いつも繋がっている安心感となかなか会えない時に会った感動。

 

 

 

 

 

 

 

 何か便利になると、何かを失うということですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 親子の連絡がLine等のSNSになりつつあり、便利になる一方、心配する時

 

 

 

間が少なくなりました。だからこそ、私は子どもを想う時間を大切にしてい

 

 

 

きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 我が家の子どもたちもだんだん大きくなり、この春、全員が社会人となり、

 

 

 

心配する内容が変わってきましたが、何の連絡もないことが元気の知らせと

 

 

 

思い、子どものことを考える、片思いの時間を続けたいと思います。最近、

 

 

 

少しずつですが、この父親の片思いの時間を、子どもたちもわかってきたよ

 

 

 

うで、たまに優しい言葉・態度があることが増えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 想いは必ず通じると信じてきて、父親として、早26年。まだまた続く親と

 

 

 

しての心配。

 

 

 

 

 

 

 

 富山は桜も散り、日に日に暖かくなりますが、時節柄、ご自愛ください。

 

 

 

 

 

 

 

                   (親学推進協会 理事 喜多 憲治)

 

 

 

 

 

 

 

■3─────────────────────────────────■

 

 

 

      図書紹介

 

 

 

■──────────────────────────────────■

 

 

 

 

 

 

 

 『支援者が成長するための50の原則-あなたの心と力を築く物語-』

 

 

 

 著 者:川村 隆彦

 

 

 

 発 行:中央法規出版、2006

 

 

 

 

 

 

 

紹介者から------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 本書は、ソーシャルワーカーを育成してきた筆者の立場から「支援者として

 

 

 

の心と力を築くことで、実践力を高める」ことを目的としています。内容は人

 

 

 

間性、専門職倫理、専門スキルに分かれますが、今号は特に親学活動の手がか

 

 

 

りになる自己効力感について要約してお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

本書から--------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

 自己効力感は人間存在の基盤になるもので「自分自身が価値ある存在である

 

 

 

という肯定的な感情」を指す。低くなると、周りの評価ばかりが気になってし

 

 

 

まう。

 

 

 

 

 

 

 

 ソーシャルワーカーが関わる子供たちには「あなたはすばらしい価値をもっ

 

 

 

た人間ですよ」とメッセージを送ることが求められる。このメッセージは、両

 

 

 

親から愛をもらえない子供たちにとっては、その日に受け取る唯一の称賛の言

 

 

 

葉になるからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 支援者には、ある程度高くて、安定した自己効力感が求められる。自分の感

 

 

 

情に左右されない一貫した態度が生まれてくると、問題を抱える人がどのよう

 

 

 

な強さでぶつかってきても、その強さに応じた支援を返すことができるように

 

 

 

なる。

 

 

 

 

 

 

 

 支援者自身の優しい・厳しい人柄に関係なく、固い壁のように一貫した態度

 

 

 

が支援には求められる。そのためにも支援者自身の自己効力感を養うことが大

 

 

 

切だ。自分自身を信頼する力を高めること、自分自身の存在価値について考え

 

 

 

る機会を設けることで、内面の強さが得られて力が湧いてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 「あなたは、いつか自分が高貴なすばらしい存在であることに気づかなけれ

 

 

 

ばならない。そうでなければ、どうして相手も価値ある存在であると理解でき

 

 

 

るだろうか(p35)

 

 

 

            ((公財)モラロジー研究所研究員 木下 城康)

 

 

 

 

 

 

 

■4─────────────────────────────────■

 

 

 

      事務局だより

 

 

 

■──────────────────────────────────■

 

 

 

 

 

 

 

 現在、開催が決定している親学講座についてご案内いたします。今後も日程

 

 

 

が決まり次第、メールマガジンやホームページ等で随時ご案内いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 是非、たくさんの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 

 

 

 同僚やお友達をお誘い合わせのうえご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

◆「親学アドバイザーの皆さまへ大切なお知ら

 

せ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 平成30年度の親学アドバイザーの更新が3月より始まっております。

 

 

 

 転居等でご登録内容に変更がある方は、ホームページに登録フォームから

 

 

 

ご連れくください。

 

 

 

 http://www.oyagaku.org/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆「親学基礎講座」のご案内 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

  ☆基礎講座はどなたでもご受講いただける親学入門です。

 

 

 

  ☆全4講座、1日で実施します。

 

 

 

  ☆受講料10,000円(別途テキスト代)

 

 

 

      ※賛助会員(団体・個人)及び親学研究会員校の方は割引制度が

 

 

 

       ございます。詳しくはホームページをご参照ください

 

 

 

  ☆テキスト代1,728円(税込)

 

 

 

      ※テキスト(親学の教科書)をお持ちでない方は必ずご購入ください。

 

 

 

<2018年度 東京会場>

 

 

 

 

 

 

 

  日時:平成30年6月23日() 9201640

 

 

 

     会場:RINKEN紀尾井町第1ビル5階第3会議室

 

 

 

     (東京都千代田区紀尾井町4-5)

 

 

 

 

 

 

 

   締切日:平成30年6月7日() 

 

 

 

 

 

 

 

◆「親学アドバイザー認定講座」のご案内 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

  ☆「親学基礎講座」を修了されている方が対象です。

 

 

 

  ☆全6講座、原則として2日間(場合によって3日間)で実施します。

 

 

 

  ☆受講料を、25000円(認定審査料5,000円を含む)

 

 

 

  ☆テキストをお持ちでない方は、別途テキスト代1,728円が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

   基礎講座を修了しておられる方は、ステップアップのいい機会です。

 

 

 

  どうぞこの機会に認定資格を取得され、親学アドバイザーとして活

 

 

 

  躍してみませんか?

 

 

 

<2018年度 東京会場>

 

 

 

平成30年9月15日()、22日()の予定です。

 

 

 

日にちが近づきましたら募集開始します。

 

 

 

  

 

 

 

◆「親学研究会」のご案内 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

  ☆親学研究会はどなたでもご受講いただける親学入門です。

 

 

 

  ☆全2講座、半日で実施します。

 

 

 

  ☆参加費5,000円

 

 

 

      ※賛助会員、法人・個人会員、平成27年度登録更新親学アドバイ

 

 

 

       ザーの方は割引制度がございます。詳しくはホームページをご

 

 

 

       参照ください。

 

 

 

<2018年度 東京会場>

 

 

 

平成30年11月30日()の予定です。

 

 

 

日にちが近づきましたら募集開始します。

 

 

 

 

 

 

 

◆「親学講師認定講座」のご案内(新規講座)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

  ☆「親学講師」として認定するための講座です。当協会が実施する講座の

 

 

 

講師や、地域に親学の研修会を開催する講師として広く活躍ができます。

 

 

 

  ☆半日で実施します。

 

 

 

  ☆参加費20,000円(一般校)

 

 

 

      ※親学研究会会員校は割引制度がございます。詳しくはホームペ   

 

 

 

       ージのチラシをご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

◆「教員研修会」のご案内 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

  ☆「親学」を授業カリキュラムに導入を考えておられる教育機関の皆さま

 

 

 

   を対象に科目立ち上げ準備から実施方法まで詳しくご説明します。また、

 

 

 

   模擬授業を行いますので、授業展開もご確認いただけます。

 

 

 

  ☆2日間で実施します。

 

 

 

  ☆参加費15,000円(一般校)

 

 

 

      ※親学研究会会員校は割引制度がございます。詳しくはホームペ   

 

 

 

       ージのチラシをご参照ください。

 

 

 

         

 

 

 

◆それぞれの講座や研究会の詳細や受講申し込み方法につきましては、

 

 

 

  当協会ホームページをご参照ください。

 

 

 

  ホームページでは専用フォームより講座の受講申し込みもできます。

 

 

 

  ただし、親学研修会はチラシを印刷してFAXにてお申し込みください。

 

 

 

  → http://oyagaku.org/lecture/apply.php

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■6─────────────────────────────────■

 

 

 

      編集後記

 

 

 

■──────────────────────────────────■

 

 

 

 

 

 

 

 4月になりました。

 

 

 

 年度初めで、新しい場所や部署でスタートを切るという方も多いのではない

 

 

 

でしょうか?

 

 

 

 わたくしは今年度も親学推進協会事務局でお世話になることとなりました。

 

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 平成30年度の事業計画が出来上がり、ホームページに掲載しております。

 

 

 

 だいたいは昨年度と同様の内容ですが、親学研究会を少しだけリニューアル

 

 

 

しました。今年度は、講師11講座とし、2講座目は親学アドバイザーの交流

 

 

 

会にしようと思っています。アドバイザー同士、横のつながりを大切にした事

 

 

 

業をやれたら…と長年思っていたのと、事務局として親学アドバイザーの皆さ

 

 

 

んと交流を図れたらと思ったからです。そして、今年度は大阪でも親学研究会

 

 

 

を開催できたらと計画中です。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、先日、我が家でちょっとした事件?がありました。

 

 

 

 先週、町内の春祭り(獅子舞)がありました。「高校2年生にもなったし、そ

 

 

 

ろそろ青年団から声がかかってもいい頃だよね」と何気なく言うと、息子は

 

 

 

「それらしき人が自分ひとりで在宅しているときにやってきて、いろいろ言わ

 

 

 

れたけど、『部活動が忙しいです。あなたたちみたいにそんな暇じゃないんで、

 

 

 

お断りします』と言って断わった」と言いました。

 

 

 

 ・・・え?

 

 

 

 そんな失礼な言い方をして断ったの?

 

 

 

 この先も住んでいかなくてはいけないこの地区の人に?

 

 

 

 そもそも目上の人に言う言葉遣いではない!

 

 

 

 なんてことを・・・。

 

 

 

 わたくしは目の前が真っ暗になると同時に頭にカーッと血が上りました。

 

 

 

 日ごろのしつけが行き届いていない証拠を突きつけられた思いです。

 

 

 

 いつも落ち着いている夫でさえ、今回ばかりは厳しい表情です。親子で自治

 

 

 

会長を始め、来られた方にこの失礼を謝りに行かねばということになりました。

 

 

 

さすがの息子も親の二人が真剣な様子なので、自分の失言がどれだけ重大で、

 

 

 

浅はかだったかということ伝わったと思います。

 

 

 

 「でも聞いて。最初からそんな失礼な態度を取っていたわけではない。これ

 

 

 

まで学校でもどこでも大人に対していつでも礼儀正しい態度で臨んできた。で

 

 

 

も今回は突然訪ねてきて、強引で失礼な言い方でどんどん話してきて、高校生

 

 

 

の自分から見てもとても人にものを頼む態度ではなかった。そしたらこっちも

 

 

 

どんどん腹がたって、最後はそういう言葉を言ってしまった」といきさつを説

 

 

 

明しました。

 

 

 

 「は~?なにをお門違いのことを言っているの?相手がどんな態度だろうと、

 

 

 

関係ない。目上の人に対する態度ではない!」と頭ごなしに叱り飛ばしたかっ

 

 

 

たのですが、反抗期が過ぎたとはいえ、感情的になってはこの問題の解決や学

 

 

 

びから遠のくと思い、一呼吸してからわたくしは言いました。

 

 

 

 「相手が失礼な態度で、腹がったのは分かった。いい大人(20代くらいだっ

 

 

 

たそうです)なのにもかかわらず、いくら相手が年下の高校生だからと言って、

 

 

 

人に頼んだり、誘ったりしてくる言葉や態度ではなかったかもしれないね。あ

 

 

 

なたの身近にいる大人代表として、そんな大人がいることは恥ずかしく思うし、

 

 

 

大人に憧れをもっている年頃のあなたを失望させてしまったことは残念だと思

 

 

 

う。でも相手がそうだからと言って、自分も同じような言い方や態度で返すの

 

 

 

は、もうすぐ大人になる者として、果たして正しいあり方だったんだろうか?」

 

 

 

と聞き返しました。

 

 

 

 

 

 

 

 親学学習ワークブックでは、「⑭客観的に自分を見つめ直す」という項目に

 

 

 

おいて、「人生観を見直す」「社会観を見直す」とあり、親自身の人生観によっ

 

 

 

て、子どもの人生に多大な影響を与え、親自身が健全な社会観を持ち、それを

 

 

 

子どもに伝えていきましょうとあります。

 

 

 

 

 

 

 

 いずれ社会に出る息子を思うと、ここで大失敗しておいてよかったと思いま

 

 

 

す。世の中には素晴らしい大人、素敵な大人がたくさんいる反面、理不尽な大

 

 

 

人、身勝手な上司、高圧的な仕事相手など、いろいろな人がいます。生きてい

 

 

 

く上でそれを避けて通ることはできませんし、同じ態度で応戦することは社会

 

 

 

人としては未熟です。いつでも、どんな相手でも柔軟に対応できるしなやかさ

 

 

 

を身につけてほしいという親心をもって、強く指導しました。

 

 

 

 

 

 

 

 見た目は大人とは変わらないまでに成長しましたが、教えることがまだまだ

 

 

 

あり、子どもだなと思うと同時に、親として、人生の先輩として、息子にとっ

 

 

 

素敵な大人でありたいという反省と戒めからの新年度のスタートとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

                     (富山事務局 荻澤 裕美)

 

 

 

 

 

 

 

■■==================================================================■■

 

 

 

 

 

 

 

 このメールマガジンは、ご登録をいただいた方にお届けしています。

 

 

 

 配信を希望されない方は、お手数ですが下記までお知らせください。

 

 

 

 

 

 

 

 <一般財団法人 親学推進協会>

 

 

 

    〈事務局〉〒107-0062

 

 

 

         東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山1403

 

 

 

         TEL:03-6869-5252

 

 

 

         FAX:03-6893-3931

 

 

 

         URL:http://oyagaku.org/  

 

 

 

         E-mail:info@oyagaku.org

 

 

 

         Facebookhttps://www.facebook.com/oyagaku1

 

 

 

  〈富山事務局〉〒939-0341

 

 

 

         富山県射水市三ケ576 学校法人浦山学園内

 

 

 

         TEL:0766-50-8232

 

 

 

         FAX:0766-50-8231

 

 

 

 

 

 

 

■■===================================================================■■

 

 

 

 <発行人> 一般財団法人親学推進協会  理事長  浦山哲郎

 

 

 

 <編集人> 一般財団法人親学推進協会  事務局  荻澤裕美

 

 

 

■■===================================================================■■

 

 

 

---

 

岡山情報ビジネス学院

 

大西 豊

 

TEL:086-224-2336

 

FAX:086-232-1619

 

700-0024

 

  岡山市駅元町1-4 ターミナルスクエア6F